希望の場所は勤務・通学先を考えて決めよう。ただ、そのときに「ここは住みたい」と場所を限定するのは避けたほうがいい。 例えば、一駅か、二駅離れた急行停車駅・始発駅の方が便利な場合もあるし、少し離れただけで、賃料が安くなる場合もある。第三希望くらいまでに幅を持たせよう。

一人暮らしならワンルーム、ファミリーなら２ＤＫからと選ぶ部屋がだいたい決まっているが、どんなタイプの間取りが自分にあっているかは人によって違うはず。わかりやすいのは自分が今住んでいる部屋にあと何が必要かをイメージして決める事が肝心。

まず、決めるのは毎月の予算だ。住まいにかかる毎月の家賃・共益費の他に駐車場代など。（電気･ガス・水道・電話代も含む） だいたい収入の３分の１程度に抑えるのがよいが、自分の趣味・将来の予定などよく考えて決めよう。

「これは」という条件が人によってあるはず。「新築がいい」とか、「ペットと住みたい」とかこんなこだわりがあれば要チェック。

条件が決まったら、さあ、部屋を探そう。部屋を探すにはホームページ（パソコン、携帯）を見るのがイチバン。希望条件に合う部屋を探していくうちに、賃貸の相場や「この条件をゆずれば、この家賃か」と住みたい条件がよりハッキリをしてくるはず。条件にあいそうな部屋をピックアップしよう。

いい部屋があれば迷わず不動産会社に電話をかけよう。賃貸物件はいつも動いています。今空いている部屋が明日には無いという事がよくあります。早めに電話をかけることが希望の条件を見つける近道です。電話では、その建物の外観や周辺環境など、間取り図・条件を見ただけではわからないことを聞く事。またFAXがあれば、詳細な間取り図などを送ってもらうのもいい。気に入ったら不動産会社に行って部屋を見せてもらおう。

不動産会社はホームページに掲載している部屋のほか、数千件の部屋の情報を仕入れている。予算希望条件をくわしく伝えてよい部屋を探してもらおう。

条件が合いそうな部屋があれば必ず下見に行こう。下見でチェックすることは建物の雰囲気・水道の出具合などの間取り図面などではわからないことなど、あなたの担当者が部屋を案内してくれるので話しをよく聞こう。また、水を出してみる、窓を開けて外を見てみる、など、目と手を使って納得行くまでチェックしよう。
周辺環境はもう一度自分の足で確認しておきたい。自分の足での駅からの時間、スーパー、コンビニの場所なども忘れず確認しておくように！また出来れば時間帯を変えて再度下見に行ってみるのもいい。

玄関・廊下の汚れ具合。
駐車場、駐輪場の有無、場所、状況
ゴミ置き場の有無、場所、状況
その他、郵便受け。エレベーターなどなど・・・・